Ftarri / Ftarri Live

木下正道

Ftarri のハルモニウム, Vol. 7
Live at Ftarri, December 4, 2021

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ftarrilive-543
2022年2月4日発売
Ftarri Bandcamp


  1. 11数えろ!! (持続音版) (5:02)
  2. 丁々発止と融和 IV (10:20)
  3. 五度音程による習作 III (59:28)

    mp3 excerpt: track 1
    mp3 excerpt: track 2
    mp3 excerpt: track 3

作曲:木下正道

石井宏宗:トロンボーン
田所麻里加:トロンボーン
木下正道:ハーモニウム、電子音


「11数えろ!!」 (持続音版)
各自11を数えながら、最初は11拍いっぱいに音を伸ばします。次第に音が10拍、9拍となり、その分、沈黙が1拍、2拍と増えていきます。最終的には無音になります。お互いに同期はしないよう心がけます。

「丁々発止と融和 IV」
2つの楽器の激しい音のぶつかり合いと、静かな音の融和が、交互に繰り広げられる様をつくるため、前回のシリーズで採用した図形による記譜をさらに複雑にしてみました。前回は単純なマス目でしたが、今回は2つ、または3つのマス目が重なり合うものです。それぞれがどういう順番でマス目内を移動していくのかもさらに複雑になりました。トロンボーンには24の奏法が要求され、それらがちりばめられています。偶発的な出会いと厳密なテンポ管理のあやなす空間をお聴きください。

「五度音程による習作 III」
まず背景の電子音ですが、すべてを素数、また円周率で決定しています。全体の演奏時間は3559秒です。ピッチはA=442としてそれぞれ上下に五度音程を取って行き、それを近似値の素数に置き換えたものを基本形とします。  次に円周率を2桁ごとに切って、それを11で割った余りに置き換えた数列を使い、基本形をどう動かすか (ピッチの変化、持続時間、休止時間) を決めます。二本のトロンボーンは同じ楽譜で演奏しますが、それらの読み方を互いに変えることによって、同期することはなく進みます。それぞれが演奏開始する時間は、スタートから「素数秒」後になります。簡潔な音形 (音程は上記の五度音程に準拠します) が書かれた47マス、または23マスを、渦を巻くように読みながらそれぞれ独立して演奏します。楽譜は4枚あり、A-B-C-D-C-B-Aの順番で演奏します。渦の巻き方を前半と後半で変えます。


Last updated: February 4, 2022

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