CD、レーベル：reset | Improvised Music from Japan、CD番号：reset003 | IMJ-501、2002年4月発売。

「Meeting at Off Site」は、小型ミキサーを楽器 (外部音源を入力せず内部フィードバックのみで演奏) として使用するノーインプット・ミキシング・ボード奏者の中村としまると、ギター奏者の秋山徹次という、確固たる独自のスタイルで支持層を広げてきたふたりが、東京代々木にあった小ギャラリー「オフサイト」で2000年８月から2003年12月まで主宰した月例即興演奏シリーズ (2001年2月までは、ギター奏者の杉本拓も加えた三人で主宰していた)。演奏は通常、主宰者の二人または三人プラス国内外のゲストひとり (時に二人の場合も) という構成を取った。本アルバムはこのシリーズにおける2000〜2001年の演奏10曲を精選収録。

参加ミュージシャンは上記3人のほかに、吉田アミ (ヴォイス)、ブレット・ラーナー (amplified ukelin)、トーマス・アンカーシュミット (サックス)、安永哲郎 (エレクトロニクス)、古池寿浩 (トロンボーン)、ユタカワサキ (アナログ・シンセサイザー)、ジェイソン・レブキー (コントラバス)、大友良英 (ギター)、グレゴア・ホッツ (サックス)、ミッシェル・アンリッツィ (MDプレイヤー、エレクトロニクス)、Sachiko M (サインウェイヴ)、ブルーノ・メイエ (シンセサイザー、エレクトロニクス)、シーモア・ライト (サックス)。「オフサイト・サウンド」とも言うべき「微音系」即興サウンドを、日本のみならず世界中に知らしめた即興演奏シリーズを記録した重要作。中村としまるのレーベル reset と Improvised Music from Japan との共同リリース。

特価：1500円 (通常価格2000円のところ)